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2014-02-16

不動産広告に関する基礎知識


新聞の折込チラシや不動産情報サイトに掲載されている不動産は、様々な不動産情報が掲載されています。
不動産を見比べるために、不動産広告に掲載されている情報のチェックポイントを解説していきます。

●徒歩◯分
最寄り駅まで歩いてかかる時間が、◯◯駅徒歩◯分といった形で掲載されています。
注意したいのは「80メートル=1分」で掲載されているため、必ずしもその徒歩時間で駅までアクセスできるわけではありません。
人によっては80メートル歩くのに1分以上かかりますし、歩道橋の上り降りも考慮されていませんのでたいてい掲載時間よりもかかってしまいます。
道中に信号があれば信号待ちの時間も加算されるため、信号が多いとそれだけ駅までのアクセス時間が伸びてしまいます。
ですので、掲載時間より少し多めの時間で見ておきましょう。

●専有面積
分譲マンションなどの不動産広告では専有面積が記載されています。
専有面積はマンションにおいて区分所有者が個人の所有物として扱える専有部分で、ベランダやバルコニーなどは専有面積に含まれません。
マンションではベランダやバルコニーは共有部分となっており、緊急時に避難通路として使用するため非難を妨げる物を勝手に置いたり、許可無く改築をしてはいけない決まりになっています。

●建物面積(延床面積)
戸建て住宅の場合は全階の床面積の合計が建物面積(延床面積)として掲載されています。
マンションの場合はベランダやバルコニーなど共有部分、グルニエ(部屋の一部を2層式にしたスペース)は延床面積に含まれません。

●取引形態
不動産は売主が直接買主を募集する形態と、不動産会社が仲介(媒介)する形態があります。
売主が直接販売する不動産の場合は仲介手数料がかかりませんが、取引形態に「仲介(媒介)」と書かれている場合は不動産会社が仲介しているため、仲介手数料が発生します。
不動産業界では媒介という言葉を使用しますが、仲介と同じ意味です。