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2014-02-17

住宅ローンの資金計画のポイント


住宅ローンを利用する際、借入限度額はいくらかで考えるより、毎月どれくらい返済が可能かを基準にして資金計画を立てます。
住宅購入、および住宅ローンを組む際の資金計画のポイントを項目ごとにまとめました。

●頭金の金額
住宅ローンは不動産価格の100%を借り入れることも可能ですが、借入額が増えると金利がかかる金額と返済年数が増えてしまうため、必然的にトータルの返済額が増えてしまいます。
返済額を抑えるにはどれくらい頭金を用意するかがとても重要なポイントになります。
条件や金融機関によっては住宅ローンの借入限度額が80%の場合もあるため、頭金は不動産価格の20%ほどを目安として用意します。
頭金の額が増えると返済額が減りますが、貯蓄を全て頭金に充てるというのは生活に不安が生じるため、頭金の額は毎月の返済額と貯蓄しておくべき額などを踏まえた金額を考えます。

●諸費用を準備する
住宅ローンを組む際、保証料、融資事務手数料、火災保険料、登記手数料、印紙代など諸費用が必要となります。
これらの諸費用も含め、頭金の額や返済額などを検討します。

●固定資産税
賃貸住宅の場合は固定資産税の支払い義務は発生しませんが、住宅を購入すると固定資産税を支払わないといけなくなります。
物件によって税額は変わりますが、だいたい10~20万円が目安です。
固定資産税は毎月支払いは発生するわけではなく、年4回(4月、7月、12月、2月)が納期となっています。
資金計画には固定資産税の支払いを必ず入れておかなければなりません。

●管理費と修繕積立金
戸建て住宅購入の場合は必要ありませんが、分譲マンションなどを購入する際は毎月の管理費と修繕積立金も考慮しておかなければなりません。
管理費と修繕積立金の目安は2万円ほどですが、毎月2万円の出費となると毎月の返済額のプランが大きく変わってくるかと思います。
マンション購入する際は、管理費と修繕積立金も毎月の出費に組み入れておかなければなりません。