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2014-02-16

住宅ローンの頭金について


●住宅ローンの頭金を増やす
戸建て住宅、およびマンションを住宅ローンを利用して購入する場合、不動産購入費をまるまる住宅ローンでまかなうのではなく、頭金を用意して返済額を減らした状態で借り入れるのが一般的です。
頭金を増やすとなると貯蓄を切り崩したりする必要があるので貯蓄という面では不安がありますが、頭金を増やすことで支払う住宅ローンの総額を可能な限り抑えることができます。
しかし、現在の貯蓄を全て頭金に充ててしまうと生活に不安が生じてしまいますので、返済額を減らしつつ将来や急な出費に備えた貯蓄も残しつつ、バランスがいい借入額と頭金を考える必要があります。

●頭金の割合
理想的な頭金の割合は25~30%とされてきましたが、消費税増税やボーナスの減少などが影響してくるため、現状では20%ぐらいが理想的でしょう。
収入によって頭金の金額はかなり変わってくるため割合はあくまでも参考程度ですが、住宅ローンの借入額が増えるほど金利による返済額が増えてしまうため、できるだけ頭金を増やした方が将来的に楽になります。
住宅ローンは長期で返済するため、借入額が大きいほど、金利が大きくなるほど返済額が増えてしまいます。

●定年退職の年齢を考慮
定年退職後は給料がなくなるため、毎月の収支が大幅に変わってきます。
年金を受給できますが、将来的に年金の額は減少すると言われているため、できれば定年退職前に住宅ローンの返済を終えた方が安心です。
また、子供の教育費のこともありますので、将来的な支出も考慮して借入額と毎月の返済額のバランスをとらなければなりません。

●融資限度額
民間金融機関で受けられる融資限度額は80%を原則としていますが、収入など条件を満たしていれば100%の融資を受けることも可能です。
民間金融機関と住宅金融支援機構が共同で提供している長期固定金利住宅ローンのフラット35では、100%まで融資を受けることが可能で、財形住宅融資は80%以内を限度額としています。