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2014-02-16

住宅ローンを組む際の基本的な考え方


戸建て住宅やマンションを購入するには、多くの方が住宅ローンを利用することかと思います。
住宅ローンで借り入れる額や毎月の返済額は物件価格、収入、生活費などによって異なるため、事前にしっかりと予算を組んでおかなければなりません。
住宅ローンを組む際の基本的な考え方を解説したいと思います。

●借入額は返済可能な金額から考える
住宅ロームを組む際の基本的な考えは、返済可能額から借入額を決めるということです。
まず最初に現在の家計の収支を把握し、食費、光熱代、駐車場代、保険料などの支出を計算します。
生活費から差し引いて残った額が毎月返済できる額となるわけですが、返済によって生活費がギリギリになる額ではなく、急な出費にも対応できるような余裕を持った借入額を設定しておく方が良いでしょう。
お子さんの教育ローンなど教育費も必要となるため、現在の生活費だけでなく将来の生活費も見据えて予算を組みましょう。

●固定資産税の支払い
賃貸住宅の場合は物件が自分の所有物ではないので固定資産税は発生しませんが、住宅を購入すると毎年固定資産税の支払いが生じます。
固定資産税は見落としがちな項目で、固定資産税評価額は3年に1度評価替えが行われます。
住宅や年度によって固定資産税の金額は変わりますが、10~20万円が一般的な税額です。
固定資産税の支払いがあることを予算に必ず組み入れておきましょう。
ボーナスから固定資産税を支払うことも可能です。

●マンションの管理費(共益費)
分譲マンションを購入した場合、管理費(共益費)や修繕積立金を支払わなければなりません。
戸建て住宅の場合は管理費は費用ですが、マンションの場合は清掃にかかる費用などを管理費として、将来的な大規模修繕に備えるための修繕積立金が発生します。
管理費や修繕積立金の額はマンションによって異なりますが、月/2万円ぐらいが相場です。
毎月2万円の支出はかなり大きいですので、マンションの購入で住宅ローンを組む場合、管理費や修繕積立金も念頭に置いて予算を組まなければなりません。