杉並区は、東京23区の西部に位置しています。
23区の中でも8番目に広い面積を持ち、比較的自然も豊富で閑静な住宅地が多い地域です。
昔ながらの住宅地と商業施設の多い地域があり、区内を運行する鉄道沿いに街の景観が変わってきます。
杉並区は、古くから教育水準が高い地域として有名です。
昔から中・高所得者層が多く住んでいた経緯から、住民の学力が高く、都心に向う交通の便のよさから、有名私立中高に通う学生も数多くいました。
このような背景がある杉並区で、中古マンションの購入を考えるなら、杉並区では交通の便が悪くてもステイタスの高い地域なら物件価格は高くなります。
住まいを選ぶ場合は、子供がいるなら学区の良い地域、子供がなく都心への通勤を最優先に考えるなら、快速や急行電車停車駅で駅徒歩圏内の物件を探すなど、家族状況やライフスタイルの中から、最優先事項を選び予算にあわせて物件を探しましょう。
杉並区は都心へ向う鉄道が北から南へかけて4路線あります。
北から順番に、西部池袋線、東京メトロ丸の内線、JR中央本線、京王井の頭線に別れています。
どの沿線からもバスに乗る必要がなく、徒歩圏内で中古マンション物件はありますが、全体的に値段が高くなっています。
2LDKで築10年未満だと50㎡以下でも販売価格が3,000万円台とかなり割高な金額となっています。
価格は、区内の南側にある物件の値段が高くなっています。
井の頭線、浜田山駅付近は特に高級住宅地として有名なので、中古マンションでもまだ1億円以上する物件も幾つかあります。
杉並区で中古マンションを買う時は、自己資金が多い方が良い物件を購入できます。
3LDKで2,000万円台の物件を探すなら、築30年以上の物件なら見つかるかもしれません。
杉並区のように中古マンションの価格が高いエリアでは、生活水準も高いため、スーパーでも高級食材を販売するなど生活においてもかなりコストがかかることを覚悟した方がよさそうです。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。