東京と千葉市の中間にある船橋市は、都心、千葉市方面どちらへの通勤・通学にもアクセスが便利な都市です。
千葉県といえば、ディズニーランドがある浦安市が何かと話題になりがちですが、東京のベッドタウンとして戦後から開発が進み人口が増えた都市はたくさんあります。
千葉県船橋市も東京を囲む衛星都市の1つで東京方面へ通う住民の割合は38%以上となっています。
都内だと、狭い土地や少ない自然環境の中で、高い住居費を払い生活をすることになりますが、電車で30分ほどのこの地域なら、緑あふれた公園なども多い住宅地がたくさんあり、新築、中古の区別なく売り出し物件も豊富にあります。
船橋市で住まいを探すなら職場の最寄り駅からのアクセスを考えて、その沿線で住居を探すのがよいでしょう。
船橋市から都心へ向う鉄道には、JR総武線、京成線がメインとなります。
総武線は、東京-千葉間の内陸部を運行しているのに対して、京葉線は東京湾沿いに線路が走っています。
中古マンションの販売物件が多いエリアは、西船橋駅、船橋駅、京成津田沼駅から北側エリアになっています。
3LDK、60~80㎡の間取りの相場は、建築後10年未満の物件なら3,000万円~ですが、建築後30年を超える中古マンションなら1,000万円以下の物件もありそうです。
習志野台周辺は比較的中古マンションの価格が手頃で、4LDKで駅近でも2,000万円台という物件もあります。
中古マンションの魅力は、資金に余裕があれば入居前に壁紙やフロアークッション、畳替えなどのリフォームを行うことで大変住みやすい住居に出来るところにあります。
最寄り駅が近いことをメリットに建設されたマンションも多いので、通勤の便利さを優先して考えるなら一戸建て物件よりもマンション物件の方が、ニーズにあった住まいを見つけやすくなります。
中古マンションの購入を検討する時は、毎月のローン金額に管理費や修繕積立金、駐車場代が加算されることを忘れないように資金計画を建てましょう。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。