不動産を購入する場合、不動産会社に相談することはもちろんですが、自分でも不動産の購入を考えている土地の価格情報について調べたいですよね。
だいたいの目星をつけて不動産会社に購入の話を進めるために、価格情報をどこで調べたらよいかお話します。
土地については、国道交通相が実施した地価公示、そして都道府県が実施した地価調査を見ることができます。
いずれも公的機関によって評価された価格ですので、実際の価格ではありませんが、大体の目安にすることはできます。
そのほか、目安となるものに国土交通省の実施した土地総合情報システムや不動産価格指数があります。
不動産会社では購入者にアンケートを取っています。
そのアンケート結果に基づき、実際にいくらで取引できたか、実際の購入価格と立地や特性などを考えた指数を見ることができます。
これらの情報からだいたい土地の相場をつかめることができます。
次は、もう少し広い意味で不動産の購入を考えている地域の市場全体について調べてください。
地域の土地の相場や最近の価格の変動についてはすぐに調べることができます。
それがわかれば、最近の土地の価格の変動について、まただいたいの価格帯を見ることができます。
不動産を購入するときには、すでに予算は決まっています。
自分の出せる予算にあった土地を探すことが可能です。
不動産を購入するときだけでなく、不動産を売却するときも価格情報について知ることはとても大事です。
不動産を売却するときは、売り出し価格は自分で設定することになります。
しかし、相場と全く違う価格で販売しても仕方ありません。
だいたいの価格情報について事前に調査しておく必要があります。
不動産会社ではいくらで売りだせばよいかのアドバイスはくれますが、実際に価格を決めるのも、売るのも自分自身です。
相場とかけ離れた価格を設定して売りだす前に、周辺の土地の情報についてきちんと調べておくことが必要です。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。