東京都荒川区は、東京の東部にあります。
北から東へ向って流れる荒川の南側にあり、面積も東京23区内の21番目なのでとても小さい区になります。
荒川を挟んで埼玉県と接しているため、荒川区の住民の半数は埼玉方面へ通勤しています。
残りは都心で働く人たちです。
どちらに行くにしても、JR常磐線や京浜東北線、つくばエクスプレス、東武スカイツリー線、都営日暮里・舎人ライナーといった路線を上手く使って近隣他府県へも効率よく移動できるエリアです。
荒川区は、独身世帯もDINKS世帯も子育てファミリーも、割合が20~30%ずつとほぼかわらず、どの世代でも住みやすい住環境という特徴があります。
荒川区の魅力の1つに子育て政策が充実していることが挙げられます。
区内の小中学校で、少人数教育の充実を図るため、講師の人数を増やしていることや、英語教育に力を入れている点、小学校でのパソコン設置数増加政策などが評価され、行政サービス調査「教育部門」で第1位を獲得しました。
また、「子育て環境分野」では2位にランクインしています。
延長保育を行う保育園の数を増やし、保育園児定員数を増加させたことや、子供の医療費無料がこれまでの小学校就学までから中学3年生までに引き上げられたことが大きく評価されています。
荒川区で今一番注目されているのは、南千住駅東口方面です。
この地は、再開発区域として最近は、高層タワーマンションの建設ラッシュが続いています。
これらの新築マンションは、子育て世代をターゲットにしています。
駅前には、ショッピングモールやその他店舗が夜遅くまで営業し、コンビニや医療クリニックも開業しています。
必要なものがほとんど揃った南千住東口方面は、今後さらに人気が高まることでしょう。
この付近で見つかった中古マンションの価格ですが、築12年、住居専有面積66㎡、3LDKで3,100万円です。
50~60㎡なら平均2329万円、60~70㎡だと平均3144万円、70㎡以上は平均3700万円が目安となります。
駅から少し遠くなりますが、南千住駅から徒歩17分、2007年建築で専有面積が90㎡以上、3950万円という物件もあります。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。