神奈川県川崎市は、区の北側に東京都の境目となる多摩川が流れ、東側には東京湾を臨んだ地域です。
海側地域埋め立てにより区内面積は年々大きくなっています。
川崎市の中心となる鉄道の駅は、川崎駅です。
川崎駅では、JR以外に3つの鉄道会社が乗り入れをしており、東京方面、横浜、東京の立川へ路線が延びています。
他地域へのアクセスが便利な、この川崎駅を拠点として住まいを探すのがポイントといえるでしょう。
川崎市に住むメリットは、なんといっても交通の利便性が高い点です。
川崎駅は、JR京浜東北線、東海道線の急行停車駅ですし、南武線の発着駅にもなっています。
京急線は、羽田空港行きの直行便も利用することが出来ます。
駅の西側には「ラゾーナ川崎」というショッピングセンターが最近開業しました。
東側にはアトレ川崎、さいか屋、川崎BE、アゼリア地下街、アーケード商店街があり、会社帰りに買い物を済ませ帰路につくことが出来ます。
デメリットは、駅周辺の一部地域は風俗店やホームレスが集まる場所などがあり、昔ながらの治安の悪いイメージが未だに残っていることです。
駅周辺は、公園などの緑地帯も少ないため、小さい子供を育てる環境は整っているとは言い難く、どちらかといえば独身や子供のいない共働き夫婦が生活するのに便利な地域かもしれません。
川崎駅周辺で中古マンション物件を探してみると、川崎駅から京急大師線に乗り換え、東門前駅や産業道路駅周辺が落ち着いた住宅街でお勧めです。
他には、東急田園都市線沿いエリアも高級住宅地のイメージが高いエリアとなっています。
また川崎駅からは、バス路線が80余り運行しています。
このバスは、運行間隔も短く夜も比較的遅くまで営業している路線があるので、川崎駅からバスに乗って自宅に帰る方法で中古マンションを探すのも1つの方法です。
川崎市はエリアが広いので、中古マンションの価格はエリアにより、ばらつきがありますが、70㎡~、築浅の条件で探すと3,000万円台で川崎駅付近でも、川崎市宮前区、麻生区といった内陸部でも物件を探すことが出来ます。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。