東京都府中市は都内のほぼ中央に位置しています。
都内の市や区の中でも面積が小さい市ですが、人口密度は全国24番目の高さです。
典型的なベッドタウン都市で、この地に住む世帯の割合は、シングルが32%、DINKSが17%、ファミリーが35%となっています。
都心へのアクセスは、京王線府中駅から特急に乗れば25分で新宿駅に到着します。
横浜方面なら、JR南武線府中本町駅から乗車すれば川崎駅まで47分です。
「府中の森」というニックネームで呼ばれる府中市は、駅南口に広がるけやき並木がその景観の美しさを物語っています。
駅南口付近は、再開発事業が活発に行われており、映画館が入った大規模商業施設がオープンしました。
これまでは、週末に都心や横浜方面に出て買い物をして帰路につくといった休日過ごし方が、今後ショッピングセンターの開業などで少しずつ変化していきそうな兆しを見せています。
府中市の不動産情報を紹介すると、ファミリー層向けの賃貸住宅は、70㎡以上で平均3300万円となっています。
新築住宅だと70㎡以上で4234万円となっています。
京王線沿いに物件を見ていくと府中駅から東に向って、武蔵野台駅付近にある中古マンションなら67㎡、3LDK、2006年築で2990万円という物件があります。
武蔵野台駅北側にも、76㎡、3LDK、2001年築で2,890万円という大変手頃な価格の物件があります。
30代の子育て世代なら、このような価格なら充分購入が可能な価格です。
通常中古マンションの購入には、売買契約金として物件購入価格の10%が必要になります。
そして契約金以外に不動産会社への仲介手数料が必要になります。
そして購入諸費用は、物件価格の5~8%が目安として準備します。
そして引越し費用や新居の整備費用として室内のリフォーム代も必要になります。
マンションを購入すると1年以内に不動産所得税も支払わなければなりません。
入居後も、ローン代金とは別に管理費や修繕積立金、駐車場料金が毎月必要になります。
中古マンションを購入する時は、居住開始後の諸費用についてもよく考えてローンの返済計画をたてましょう。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。