東急東横線 学芸大学は、始発の渋谷駅から急行で4駅、10分足らずのエリアです。
学芸大学は、目黒区内にあります。
目黒区といえば、代官山、自由が丘といった地名がブランドになっているエリアが思い浮かびますが、ここ学芸大学は、ファション雑誌で取り上げられるようなブランドの臭いが漂うセレクトショップはありません。
学芸大学という名の通り、大学が近いこともあり、駅徒歩10分もすると学生の下宿が多いエリアもあります。
駅前は、賑やかな商店街で、学生や独身世帯をターゲットにしたファーストフードチェーン店が並んでいます。
1人暮らしが食生活に困らないようにテイクアウトが出来る店が多く立ち並び、駅前のスーパーは、夜遅くまで営業しており大変生活に便利な地域です。
学芸大学駅周辺は、低層の建物が多く高層マンションは少ないのが特徴です。
1棟当たり30戸前後の中古マンションが多く、入居者の総数が少ないため館内で住人に会うこともあまりなく、自分のライフスタイルやプライバシーが守れる生活を送れるのがメリットです。
デメリットは、やはり物件価格が高くなることです。
駅徒歩15分、2LDK、64㎡、築42年の物件でも3980万円と新婚夫婦が選ぶとしてもかなり高所得でないと購入が難しい高価な中古マンションが多くなります。
中古マンションを購入する際は、大半の人が銀行で住宅ローンを組んで毎月返済をしていくことになります。
物件を購入する時は、物件価格以外に、仲介費用、引越し費用、家具・備品代などが必要になります。
これらの諸費用を合わせると、自己資金は物件価格の2~3割は用意しておくべきだと言われています。
無事に購入手続きが終了し、引越しも出来ていざ生活が始まると、ローンの返済が始まります。
忘れてはいけないのは、マンションには毎月管理費と修繕積立金を支払う必要があるということです。
入居数の少ない物件では、管理費や積立金が高くなる傾向があります。
これらの諸費用も含めてローンの返済額を設定するようにしましょう。
この記事を監修した人
スターフォレスト代表取締役
増田浩次(ますだこうじ)
埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。